【タージマハル探し#07】デカンのタージ・マハル、ビービー・カー・マクバラー


おはこんばんちは🙂 asliyuukiです。下書きにたまっていた記事を整理中♩毎日タージ・マハル関連で恐縮です!アウランガーバードにある「デカンのタージ・マハル」とも呼ばれる、ビービー・カー・マクバラーに行ってきました✨

アウランガバード

デカン高原に位置するマハーラーシュトラ州アウランガバード。アウランガバードの郊外に、世界遺産のアジャンター石窟群やエローラ石窟群があるので、これらを周る際に起点となる都市です。アジャンター石窟群は紀元前から造られたと知られており、この辺りは古くから仏教・ヒンドゥー教・ジャイナ教の中心地として栄えていました。その後、中世にはアフマドナガル王国が統治していましたが、ムガル帝国がインドへやってくると北から南へと侵略し、この都市もムガル帝国管轄になりました。

アウランガバードという都市名も、その時代に付けられた名前です。ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブ(シャー・ジャハーンとムムターズ・マハルの三男)がデカン地方の総督として任命されると、この地を軍事的・また自分の拠点として整備します。その際に自分の名前を冠した都市名アウランガバードと命名しました。

アウラングゼーブ

デカンのタージ・マハル

Bibi Ka Maqbara

そのアウランガバードにあるのが、ビービー・カー・マクバラー【 बीबी का मक़बरा Bibi Ka Maqbara 】です。直訳すると、貴婦人の霊廟。これはムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブの妻、ディルラース・バーヌー・ベーグムの霊廟です。タージ・マハルそっくりなその姿は「デカンのタージ・マハル」とも呼ばれています。

ディルラース・バーヌー・ベーグムは、アウラングゼーブの最初で最後の正妃で、出産後の合併症で亡くなってしまったそうです。そのことを悲しんだアウラングゼーブがこの霊廟を建てたとして知られています。ビービー・カー・マクバラーを建てたのは、二人の息子であるアザム・シャーであるとされる言及もよく見ますが、母が亡くなった時は4歳でこの霊廟が完成したときは若干15歳ですので、彼が主導したというよりは形式的にそう言われているだけのような気がします。

やはり夫であるアウラングゼーブが命じて建てたのではないでしょうか。自分のお母さんの霊廟であるタージ・マハルを模して自分の妻の霊廟を作った。

ビービー・カー・マクバラーは、ミニ・タージ・マハルという感じで本当にそっくりです!ですが、タージ・マハルほどの輝きをなぜか感じない。タージ・マハルは全て白大理石で造られているそうですが、こちらのビービー・カー・マクバラーはドーム部分などに大理石も使われていますが、予算を抑えるために漆喰と石膏で仕上げられている部分も多いです。

やっぱりタージ・マハルは大理石で毎度行くたびに、ピッカピカだなーって感じるのよね。でもこのビービー・カー・マクバラーはちょっとくすんだ印象だった。

父のシャー・ジャハーンは贅沢で享楽的な生活を好んでいましたが、反対にアウラングゼーブは厳しい宗教戒律を守り、贅沢はしなかったそうです。この造りはアウラングゼーブの贅沢しない志向か、またはシャー・ジャハーンが散財しすぎてムガル帝国にそこまで予算がなかったか、なんて言われてるそうです。

中心にはディルラースの墓石があり、上から覗くような作りになっています。タージ・マハルでは夫婦が並んで埋葬されていましたが、ここにはアウラングゼーブはいません。彼はアウランガバードにある別の聖者霊廟に眠っています。

煌びやかなタージ・マハルもいいですが、こじんまりとしたビービー・カー・マクバラーも素敵でした。贅沢をしないと言われ、兄弟ぶっ殺して父親幽閉して暴君とも思われがちなアウラングゼーブが、妻のためには愛があったんだな、と感じれてよかったです。

漆喰の装飾も見事。スタッコ装飾と言うらしい
霊廟の中心。みんなお金を投げ込んでる
霊廟はムガル庭園チャールバーグの中に建っている

おまけ

タージ・マハルとビービー・カー・マクバラーを比較してみました👀

タージ・マハル ビービー・カー・マクバラー
眠っている人 ムムターズ・マハル ディルラース・バーヌー・ベーグム
シャー・ジャハーン アウラングゼーブ
死去年 1631年 1657年
着工年 1632年頃 1660年頃
完成年 1653年頃 1668年頃
かかった年数 約22年 約8年
タージマハル探し

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