バンガロールでヴィンテージ・カフェ巡り【ICH & Koshy’s】

おはこんばんちは🙂 あすゆき(@asliyuuki)です。インドに入国してから出張でバンガロールに行きました。もちろん仕事で行ったので街巡りはできないため、朝の時間を有効に使おう!ということで、朝食にヴィンテージカフェ巡りをしてみました!

(予定では滞在中毎日行くカフェを決めていたのに、体調不良で2件しか行けませんでした。くぅー。)

インディアン・コーヒー・ハウス – Indian Coffee House

インディアン・コーヒー・ハウスは、バンガロールの中心地、お洒落なカフェやバーが立ち並ぶチャーチ・ストリートにあるカフェです。インディアン・コーヒー・ハウスは、いわゆるチェーン店でインド全国に店舗があるようです。調べてみると、興味深い歴史がありました。

インドでは16世紀頃からコーヒー豆の栽培が行われており、コーヒーを楽しむ文化もありました。しかしイギリス統治後の約18世紀には、皆が集まってコーヒーを楽しむ場所であるコーヒーハウスは、英国人たちによって運営されインド現地の人々は立ち入ることが出来なかったようです。

インド政府主導でコーヒー委員会なるものが立ち上がり、1936年にムンバイにインディアン・コーヒー・ハウスがオープンされたのを皮切りに、各地にこのコーヒーハウスがオープンされました。しかし50年代後半になると、委員会により店舗を閉めることが決定してしまいます。失業してしまう労働者たちを救うため、インド共産党のA. K. ゴパランさんが介入し、労働組合を結成するように助言すると、その経営権を委員会から労働組合に引き渡すように進めました。

こうして無事にインディアン・コーヒー・ハウスは労働組合の手に渡り、閉店することなく今も労働者たちの手で経営されているのだそうです。まさに「インド人によるインド人のためのコーヒーハウス」なのですね。

さっそくお店にゴーゴー!!店内は、木製のテーブルセットにピンクとブルーの鮮やかな壁がとっても可愛い、レトロな雰囲気。トーストに盛り盛りスクランブルエッグのプレートを頼みました。そしてコーヒーハウスのコーヒー、甘くないのありますか?と聞いたら、無いと言ってました。コーヒーハウスなのに選べない(笑)いえいえ、これがインドならではですよね!あまーいコーヒー美味しかったです!

店員さんは、オープン時の英国統治時代を彷彿させる制服に身を包んでいます。インディアン・コーヒー・ハウスは、デリー、コルカタ、ジャイプール、トリヴァンドラムなどなど各地にあり、どこも歴史がある場所みたいなので、機会があったら各地をぜひ訪れてみたいです。

コーシーズ – Koshy’s

コーシーズ(読み方合ってるかな…)も、チャーチストリートの近くにあります。バンガロールのレトロでクーーール!なハードロックカフェの近くです。

1940年にパン屋さんとしてオープンし、そのとなりにレストランが出来たのだそうです。こちらも木製のテーブルセットが味があって素敵で、とーっても高い天井にたくさんのファンが回っていて、気持ちいいー!ここにはACがなくてファンのみ。ここを「コーシーズ・パレード・カフェ」と言い、ACがある方は「ジュエル・ボックス」と言うのだそう。

かつて、ネルー首相やエリザベス女王様もバンガロールに訪れた際、コーシーズでお食事されたのだとか〜。きっと、ジュエル・ボックスのほうかな。

朝食メニューは、きのこトーストを注文しました。一緒にケチャップとチリソースも。でも私はいらない。塩こしょうのシンプルな味付けでとっても美味しかったです。(辛くなくて嬉しい。)クリームコーヒー(っていう名前だったかな?)は、甘いコーヒーに甘いアイスがトッピングされていて、甘すぎました(笑)インド人は、本当に甘いものが好きなんだなぁ。

モーニングもいろんなメニューがあり気になりましたが、調べてみるとランチやディナーのノンベジメニューが美味しそう。タンドリーチキンとか、ビリヤニとか、おいしそーう!!いつかまた来れたらいいなぁ。

他にもいくつかチェックしていたカフェがあったので、体調不良で2件しか行けなかったのは残念でしたが、またまたいつかバンガロールに来る日を夢見て、次の楽しみにとっておきたいと思います。

 

あすゆき

最後までお読みいただき、ありがとうございました🧡

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参考サイト

Wikipedia(2021)「Wikipedia – Indian Coffee House 」(参照2021-04-21)

Indian Coffee Workers’ Co-operative Society Ltd「History of Society 」(参照2021-04-21)

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