おはこんばんちは🙂 あすゆき(@asliyuuki)です。
デリーにある10の歴史的に重要なグルドワーラー(シク教寺院)を巡った記録です。今回は8つ目の、Gurdwara Bala Sahibです🌟
Table of Contents
Gurdwara Bala Sahib
@ Ashram Chowk
東デリーのOuter Rink Roadとヤムナー川の近くにある、Gurdwara Bala Sahibです。
歴史とゆかりのある人物
Gurdwara Bala Sahibにゆかりのある人物は、8代目グル、グル・ハリ・クリシャンです。
グル・ハリ・クリシャンは、父である7代目グル、グル・ハリ・ラーイの死により、若干5歳でグルになりました。パンジャーブのキーラトプルから、ムガル帝国との会談などのためにデリーへやってきて滞在しました。当時、デリーでは天然痘とコレラが流行していましたが、彼の特別な力で多くの人を治癒したと信じられています。しかし最後には自身が天然痘にかかり、7歳という若さで亡くなってしまいました。そして、このヤムナー川のほとりで荼毘に伏されました。それがこの場所です。その後、彼の遺灰は生まれ故郷のキーラトプルへ運ばれました。
グル・ハリ・クリシャンが亡くなる直前、信者たちは彼に後継者について尋ねました。彼が口にしたのは「バーバー・バカーレー」という言葉で、残された信者たちによって「後継者はアムリトサル近くにあるバカーレー村にいる」と解釈されます。この言葉をヒントに、バカーレー村出身であり、彼の大叔父であるグル・テグ・バハードゥルが9代目のグルに任命されました。(この最後のグル・ハリ・クリシャンの言葉を聞きつけた多くの者が、自分が次の教祖だと主張するために、バカーレー村に引っ越したという逸話もあるんだそうです。笑)
またここは、10代目グル、グル・ゴービンド・シンの2人の妻、マーター・スンドゥリー・カウルとマーター・サーヒブ・カウルが荼毘に伏された場所でもあり、グルドワーラーは彼女たちにも捧げられています。
グルドワーラー
グルドワーラーは、ローカルエリアのかなり奥まった場所にありました。地図で見ても分かるのですが現在は、このグルドワーラーの横にヤムナー川は流れていません。ですが昔はこのグルドワーラーのある場所の真横に流れていたのだそうです。街が成長する中で道路が整備されたり、川の経路も変わったようです。
大きなダルバール(ホール)の横に、もう一つダルバールが。こちらは昔使われていたホールだとのことです。どちらも参拝することが出来ます。広い敷地の中には、大きなランガル(食堂)、また小さな学校と病院もありました。
おわり🙂
#08 Gurdwara Bala Sahib
● Place – Ashram Chowk, Delhi
● Associated with – 8th Guru, Guru Har Krishan ji, Wife of 10th Guru, Mata Sundri Kaur ji and Mata Sahib Kaur ji
● Sikh Artifacts – n/a
● Saraan – n/a
● Sarovar – No
あすゆき
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