Pritam (wikipedia より)
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ボリウッドのヒットソングメーカー・プリータム氏が来日?!
来たる1月26日は、インドの共和国記念日(Republic Day)!1950年にインド憲法が発布され共和国となった日をお祝いする日です。そんなおめでたい共和国記念日を前に、インド食材ショップで有名なアンビカショップ(@Ambika_shop)さんからなんとこんなニュースが!!!
【超大大大ニュース!】
本日の新聞 The Japan News (読売)に1月26日のインドリパブリックデーに向けてアンビカもメッセージを掲載させて頂きましたが…もうひとつ大きなお知らせです。プリータムさんのライブをアンビカがプレゼンツしちゃいます…!インド映画音楽の要、日本初公演!すごい楽しみ☆ pic.twitter.com/ALHgo5LbxP
— アンビカショップ (ベジ & ヴィーガン) a.k.a.アンビカマサラショップ (@Ambika_shop) January 24, 2020
なんと、インド映画(ボリウッド界)のスーパーヒットソング メーカー、プリータム氏(Pritam)の来日ライブが開催されるとのことです!!すごい!!!
2020年4月14日に開催されるライブ前にプリータム氏のことをまとめました。
プリータムってどんな人?
インドのミュージシャンで、主に映画音楽の作曲家として有名です。
コルカタで生まれ育ったプリータムは、幼少時代に父親からギターを教えてもらうところから彼の音楽人生がスタートしました。その後彼は、ムンバイ近郊のプネーにある多くのテレビ・映画の技術者や業界人を輩出している専門学校FTII(Film and Television Institute of India)へ進学し、サウンドレコーディングやサウンドエンジニアリングを学びます。
卒業後は、広告ジングルの作曲からキャリアをスタートさせ、テレビドラマの主題歌なども作曲担当していくようになります。そして、ジート・ガングリー氏とのデュオ“Jeet-Pritam”名で2002年ヤシュ・ラージュ・フィルムズ製作映画「Mere Yaar Ki Shaadi Hai(友達の結婚式)」で映画音楽作曲家としてデビューしました。
プリータムが映画音楽界で有名になるまで
「Mere Yaar Ki Shaadi Hai」の監督サンジャイ氏の二作目「Dhoom」にて引き続き作曲家として参画し、タイトルテーマ曲「Dhoom」がヒットし彼の名は広く知られるようになりました。
インド映画好きな方なら説明不要ですね!
「Dhoom」はインドで人気のフィルム・フランチャイズ作品で、三作目の「Dhoom 3」は、アーミル・カーン主演で日本でも「チェイス!」の邦題名で公開されていますのでこのテーマ曲を聞いたことも多いはず。
インドの伝統的音楽と現代音楽を融合させている彼のスタイルは高く評価され、現在まで数々のヒット曲を生み出しています。
聞いたことあるかも!プリータムのヒット曲
彼の作品を挙げたらキリがないほどたくさんの名曲を送り出しているのですが、日本で公開された映画作品の多くもプリータム氏が映画音楽監督をつとめています。
♪ Dhaakad
映画「Dangal (2016)」より
邦題:ダンガル きっと、つよくなる
♪ Kyon
映画「Barfi! (2012)」より
邦題:バルフィ!人生に唄えば
♪ Badtamiiz Dil
映画「Yeh Jawaani Hai Deewani (2013)」より
邦題:若さは向こう見ず
♪ Raabta
映画「Agent Vinod (2012)」
邦題:エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ
♪ Tu Jo Mila
映画「Bajrangi Bhaijaan (2015)」
邦題:バジュランギおじさんと、小さな迷子
アップテンポな曲からゆったりとした曲まで、バラエティ豊かな作品群です。彼の曲を語る上で、さらなるキーパーソンがおりまして、アリジット・シング(Arijit Singh)というプレイバックシンガーがいるのですが、この話はまた今後!
プリータムへの怪しい盗作疑惑?
どんな創作世界(映画、音楽、イラスト、デザイン、文章・・・)でもあるのですが、彼の曲に対して盗作なのではないか?などという疑惑が向けられたことがありました。「itwofs.com」という有名なまとめサイトがあり、そこで比較・検証されているようです。と言っても、プリータム氏のみならず数々の作曲家が言及されているのですがね。
インド映画音楽では、50年代〜90年代などの映画で使われた曲をリメイクし、再度映画音楽として使うというのが流行、トレンドであります。また、上記で挙げた映画「バルフィ!人生に唄えば」の中でもたくさんの映画のオマージュシーンが存在しています。「オマージュ」「インスピレーション」などと言えばOKで、「パクる」はNG。でも、どこからどこまでが「オマージュ」で「パクリ」なのかは不明確ですし、音楽は数千年の歴史があるのですから、もはや現代にオリジナリティなんてものは無いと言えるかと私は思います。
有名なまとめサイトは>>こちら。
(もし気になる方がいらっしゃいましたら。)
とにかくプリータムの曲で盛り上がっちゃおう!
なんにせよ、プリータムの曲は最高!今年の4月14日は、ヒンディー語の歌詞を覚えて、盛り上がっちゃいましょう!
マイベスト・プリータムソングはこれ!Janeman AAH!