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【外国映画の中のインド】イタリア映画「いつだってやめられる」|ヒンディー語を理解するイタリア人研究者

外国映画の中のインドでは、インドではなく海外で製作された映画の中でインドに関するものが登場したり、言及されている映画などに出会った時に書いています。(たまにインドではなくパキスタンなどの南アジア諸国も含みます。)

(2014年/イタリア/イタリア語)

  • 原題:Smetto quando voglio
  • 監督:シドニー・シビリア
  • 脚本:シドニー・シビリア
  • 出演:エドアルド・レオ、ヴァレリア・ソラリーノ
  • 制作会社: Fandango, Ascent Film, RAI Cinema

#予告編

あらすじ

神経生物学者のピエトロは、ほんの少しの給料で大学での研究を続けながら、自宅で家庭教師をすることで何とか生計を立てている。そんな中、不況の波を受けた大学は研究費の大幅削減を決定したため、ピエトロは失業してしまう。同棲する恋人に打ち明けることができず、自身の研究を生かして合法ドラッグを開発することを思いつく。

ピエトロは、大学や国から冷遇されている研究者仲間を集め、それぞれの得意分野を生かしドラッグの密造と販売に乗り出す。ドラッグが完成し何とか売り出すことに成功するが、ドラッグの流通業界を牛耳るマフィアの影がちらつくようになり・・・。

イタリア映画「いつだってやめられる」シリーズ

いつだってやめられる7人の危ない教授たち」は、2014年に公開されたイタリア映画です。ギリシャの財政危機を発端とするユーロ危機によるイタリアの不景気を背景とした研究者の不遇を皮肉たっぷりに描くドタバタ犯罪コメディ映画です。

優秀な研究者が犯罪すれすれ(一応、合法!)に手を染める、ってだけでもうおもしろくないですか?

化学高校教師がドラッグ作りに手を染めるアメリカのTVシリーズ「ブレイキング・バッド」と、犯罪スペシャリストたちが集まり完全犯罪を遂行するハリウッド映画「オーシャンズ11」を足したような作品です。そして、イタリア人らしく全員がおしゃべりで話が止まらない止まらない・・・(笑)

2014年に本作「いつだってやめられる7人の危ない教授たち」が公開されるとイタリアで大ヒットし、2017年に続編二部作「いつだってやめられる10人の怒れる教授たち」「いつだってやめられる闘う名誉教授たち」が公開しています。

三部作続けて観てほしい!ってくらいめちゃくちゃおもしろいです。イタリア映画の軽快な感じも他の国の映画とはまた一味違って、異文化を感じることもできます。

劇中で主人公のピエトロは、自分だけでなく大学や国から足蹴にされている研究者仲間を誘います。計算科学者、動学マクロ経済学者、古典考古学者、文化人類学者、ラテン碑銘学者、解釈論的記号学者・・・。

もちろんこの水面下で行うドラッグプロジェクトを成功させるため、そして、研究では雀の涙ほどの給料で、肉体労働をしながら生計を立てている彼らにも少しは良い思いをしてほしいと思ったのです。(何度も言いますが、犯罪じゃなくって合法ドラッグだしね)

そしてこの研究員チームの中に、ヒンディー語を理解する研究員が出てきました。

ヒンディー語を理解する研究者が登場!

Photo by sonypictures.jp

ピエトロが研究者仲間を口説きにまわる中で、彼らの不遇な状況が描かれます。昼食を食べない主義なのだと言い張って食費を切り詰める者、中華系移民の店で皿洗いとして働く者など研究分野では一流なのに、社会では適切な評価をされていません。

そんな中、解釈論的記号学者のマッティアとラテン碑銘学者のジョルジュは、インド系移民オーナーのガソリンスタンドで夜勤アルバイトとして働いています。

ピエトロが二人の元へ訪れた時、ふたりで喧嘩を始めて白熱するとラテン語で罵り合います。そしてオーナーから「働けー!」とヒンディー語で言われると、仕事に戻る二人。「何を言ってるのか分かるのか?」というと、「サンスクリット語は万能だ!」と返すのです(笑)

流暢なラテン語を話す二人は、サンスクリット語と古代ギリシャにも堪能で、その他のインド・ヨーロッパ語族の言語にも精通しているという設定になっています。というわけで、ヒンディー語話者のオーナーと意思疎通を図りながら、働いているわけです。

ちなみに二作目の「いつだってやめられる10人の怒れる教授たち」では、二人はホテルのポーターに転職していて(一緒の仕事に転職だなんて仲良しなのね!)、そこでインド人客にヒンディー語で罵られて・・・と、こちらにもヒンディー語にまつわるシーンが出てきます。

大きくストーリーには関わらないですが、こんなふうにヒンディー語が出てくるのはユニークでおもしろい設定ですね。そしてサンスクリット語は偉大なんだ!と文化に敬意を示していることや、インド系移民オーナーの元で働くことに「移民だから」とか「アジア人だから」と差別をしない姿が素敵だなぁと思いました。

いつだってやめられるシリーズを観る

いつだってやめられるシリーズは、日本でも劇場公開されました。現在は動画配信などで日本で観ることができます。

出演 : エドアルド・レオ, ルイジ・ロ・カーショ

一作目だけでもおもしろい映画なので、ぜひ気になった方、チェックしてみてくださいね。

 

あすゆき

最後までお読みいただき、ありがとうございました🧡

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