こんにちは。あすゆき(@asliyuuki)です。インドの文化やインドの公用語ヒンディー語の学習が好きで、言葉や文化にまつわることを日々調べたり、ブログを書いたりしています。
日本人の名前は、日本語として存在する単語を名前としてつけるよりも、表意文字(意味をもっている文字)である漢字を組み合わせた名前が多いと思います。
インド人の名前では、もともと単語として存在する言葉を名前としてつけられていることも多くあります。もちろん名前としてつけられる際には、言葉の意味だけでなく、いろいろな願いや意味を込めてつけられますが、ここでは元の言葉のヒンディー語の意味を理解してみよう!という記事です◎
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インド人の名前の意味
काव्य Kavya
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女の子の名前としてつけられるKavyaという名前は、詩をあらわす言葉。サンスクリット語の伝統的な詩の様式のことです。そこから「詩」という意味としても使います。この言葉はサンスクリット語由来であることから、ヒンディー語圏だけでなく南インドでも女の子の名前としてつけられるようです。
घनश्याम Ghanshyaam
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男の子の名前としてつけられるGhanshyāmという名前は、黒い雲をあらわす言葉。ヒンドゥー教の神様のひとりであるクリシュナ神の名前。
インドでは神様の名前を、人名につけられることもとても多いですね。名前からどの宗教を信仰しているのがわかる、というのも日本にはあんまりない感覚かもしれません。
ईशान Ishaan
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男の子の名前としてつけられるIshānという名前は、ヒンドゥー教の神様の名前。インド神話に、Ishanaという北東を守る神様がいます。
北は富が存在する方向で、東は知識が存在する方向とされ、この中間地点である北東にいるIshana神は、富と知識の両方の集大成を象徴しています。知識も豊かに、お金にも困ることがないように。という両親の願いが込められているのでしょうね。素敵な名前ですね。
हार्दिक Hardik
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男の子の名前としてつけられるHardikという名前は、心、心の底から、という意味をあらわす言葉。ヒンディー語でお祝いの言葉を言う時に「हार्दिक शुभकामनाये (Hardik shubhkamnaye) 心の底からおめでとう」などとよく使われます。
心の暖かい、愛情深い、男の子に育ってくれますように。という願いが込められてつけられるんでしょうね。
चुलबुल Chulbul
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男の子の名前としてつけられるChulbulという名前は、やんちゃ、いたずらという意味をあらわす言葉。インド映画「ダバング」の主人公の名前として有名ですね。まさしく、こんな性格の彼にぴったり!名前の意味を知っていると納得です。
どれくらいポピュラーなのかは、ちょっと私もわかりません。おそらく珍しい名前なんじゃないかなぁと思います。
あすゆき
最後までお読みいただき、ありがとうございました🧡
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