【印パ国境巡り#02】歩いて国境前まで行けるスチェトガル国境@ジャンムー

おはこんばんちは🙂 あすゆき(@asliyuuki)です。インドとパキスタンの国境を巡ってみようというシリーズ。今回は、ジャンムー・カシミール連邦直轄領の冬季の首都ジャンムーの近くにあるスチェトガル国境に行ってきました。

スチェトガル国境

スチェトガル国境は、インドのジャンムーから約28キロ、パキスタンのシヤールコートから約11キロの地点にある国境です。ジャンムーとシヤールコートを結ぶ道の上になります。ワーガー国境に比べて、さらに小さい都市を結ぶ道ですから、とてもこじんまりとした雰囲気でした。

またここでも降納セレモニーは行われていますが、ワーガー国境と違い、パキスタン側はやっておらず、インド側のみでやっています。ここスチェトガル国境でのセレモニーは、観光局の主導ではじまったようです。

ニュース記事を読んだところ、さらにこの国境ポイントをワーガー国境のように整備していくべき、この村に住む職のない若者に仕事を作っていきたい、というようなことが書いてあり、観光資源として利用したい意図が大きいことが汲み取れますね。

いざスチェトガル国境へ!

今回はジャンムーからローカル路線を使って、スチェトガル国境を目指します🛺🚌🚐インドの旅行でちょっぴり不便なのはこういったバス路線情報は日本ほど整備されておらず、事前にネットで経路や時刻表を調べられないこと。ジャンムーから国境まで一本道だし行けるっしょ!!っていうテキトーさ半分+いろんな人に聞いて親切に助けていただいたおかげで、到着できました。

まずはジャンムーから、ランビール・シン・プラという村を目指します。こんな大きなバスでれっつごー🚌ジャンムーからランビール・シン・プラまで25ルピー。

ランビール・シン・プラまで到着したら、乗り合いミニバスへ乗り換えです🚐ランビール・シン・プラからスチェトガル国境まで20ルピー。

ランビール・シン・プラから国境までの道は、都市をつないでいる道だとは思えないような素朴な田舎道でした。ミニバスは満員で出発したのですが、観光客などおらず、皆さん地元の方ばかり。ミニバスの運転手さんは乗客の皆さんのお家を知っているようで、何も言わずともお家の前に寄って皆さんを降ろしていきます。本当に国境の近くにもたくさんの人が住んでいるんだなぁというのを感じることが出来て、少々不安でしたがローカル路線で移動して良かったです🙂

そしていよいよスチェトガル国境に到着!

さらに続く道

スチェトガル国境にはスタジアムはなく、セレモニー用に道に沿って簡易イスが並べられていました。また道に面して建物があり「OCTROI」とありますので、ここは税関として機能しているようですね。さらにこの奥に進み、国旗の後ろのほうまで進んでいくと、インド国旗が描かれた扉が現れました。

扉の中にも入ることが出来ます
中は綺麗に舗装された歩道
進んでいくと国境の目の前に到着!

スチェトガル国境では、国境の目の前まで歩いていくことが出来ました!目を凝らしてみると、道の先の方にあるパキスタンの国旗が描かれた扉を見ることが出来ました。パキスタン側は観光客に解放しておらず、またパキスタン・レンジャーズの方もこちらから見える場所にはいませんでしたね。

いよいよセレモニー

日入りの時間が近くなってくると、セレモニーが始まりました。前述した通り、ここではパキスタン側との交流はありませんので、国境を背にして観客へ向けてBSF(Border Security Force 国境警備隊)の皆さんがパフォーマンスを行います。

集客もなかなか良いです
犬さんもパフォーマンス!
脚180度開いてる!!
脚が頭の後ろまで行ってる!!

最後に旗を降ろし、セレモニー終了。後ろ側の大きな旗はそのまま掲げられたままで、手前の旗のみを降納していました。

皆さんのパフォーマンスは、ワーガー国境と変わらない迫力ある完成度の高いものでした。そしてスチェトガル国境ではなにより超至近距離で観れるのが特筆ポイントですね!👀✨ 迫力が全然違います!!!ワーガー国境ほど有名ではないですが、このように他の国境でもセレモニーが行われていることを知れてよかったです✨ おわり◎

  

印パ国境巡りシリーズ 🇮🇳🇵🇰

#01 ワーガー国境 @パンジャーブ州アムリトサル

#02 スチェトガル国境 @ジャンムー・カシミール連邦直轄領ジャンムー

#03 サーディキー国境 @パンジャーブ州ファジルカ

#04 フセインワーラー国境 @パンジャーブ州フィロズプル

 

あすゆき

最後までお読みいただき、ありがとうございました🧡

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