【アムリトサル】超濃厚な4日旅~ダイジェスト版~

おはこんばんちは🙂 あすゆき(@asliyuuki)です。2022年に入ってから3回目のアムリトサル旅行の日記です!

アムリトサル4日旅

パンジャービー語の学習をはじめ、パンジャーブ地方への興味の高まりもあり、アムリトサルへ訪れるのは3回目になりました。そして今回は、ご縁がありお知り合いになったアムリトサルの現地ツアーを実施しているCity On Pedalsのミシェルさんにご案内していただき、本当に本当に本当に!!!充実した濃厚な旅になりました。インドに来てからの旅行で、まちがいなく、一番楽しく思い出深い旅になりました。

以前の訪問で、アムリトサル言えば!というシク教のゴールデン・テンプルやワーガーボーダーなどは訪れていました。今回は単なるツーリストでは見つけるのが難しい場所や、訪れるのが難しい場所などに連れて行ってもらったり、またツアーだからこそ出来る体験をたくさんさせてもらいました。サクサクッと様々な場所を案内してもらい、テーマパークみたいなユニークなヒンドゥー教寺院、叙事詩ラーマーヤナを書いたヴァールミーキが祀られているヒンドゥー教寺院、グリーンの綺麗なモスク、旧市街地のゲート案内から始まり老舗のラッシー屋さん、チャイ屋さん、アチャール屋さんなどの旧市街地探索、などなど。(すべて写真は上にあり!)

平凡なツーリスト(私)にとってアムリトサルと言えばゴールデン・テンプルしか思いつかないよね。。。ヒンドゥー教寺院もモスクも、他の場所にはないアムリトサルならではの見る価値があるもので、こうやって訪れることができて本当によかったです。

一つずつ書き留めておきたいくらいなのですが、書ききれる量ではないので、今回は特に印象に残ったこと自分一人じゃ行くことができない場所/体験!!に絞って書いていきたいと思います。

活版印刷所

旧市街地にあるアムリトサルで一番古い活版印刷所に連れて行ってもらいました。パンジャービー語勉強して文字萌えしちゃう私にとっては、もうたまらなくキュンキュンでした🥺💓こちらの活版印刷所は、今も稼働しています。この日も印刷をしていて様子を見せてもらいましたが、伝票のフォーマットのようなものを刷っていました。昔は、新聞紙なども刷っていたのだと思いますが、今はこじんまりと運営しているようでした。

今も現役で動いている印刷所です

これ全てグルムキー文字の活字!可愛すぎる!

キュンキュン。

こんな感じで活字を並べてフォーマットを作っています。

■ ナーナクシャーヒー・ブリックス

この活版印刷所は、補修を行い続け現存しているとても古い建物の一角にあります。ひとつ書き留めておきたいのが、この建物に使われているレンガ “ナーナクシャーヒー・ブリック🧱”です。一般的なレンガに比べてスリムなこのナーナクシャーヒー・ブリックは、ムガル帝国時代から使われている装飾レンガなんだそうです。

シク教祖の名前がその名に冠されている通り、シク王国が関係しています。このブリックは北インドがムガル帝国に支配された時代に、パンジャーブの土地にあったシク王国が統治していた場所のみで見ることができるのだそうです。

しかしこのブリックを使った建物の多くは壊されてしまい、現存するものは多くはないようです。これもまた一つアムリトサルでしか見ることのできない、昔むかしのシク王国を感じることができるものなのですね。

アムリトサル郊外のお宅訪問

パンジャーブ州と言えば、川が流れ、農作が盛んです。パンジャーブの文化に興味を持っている私に「それなら農家のお宅を見なきゃ本当のパンジャーブ人を知ってると言えないわよ!」ということで連れて行ってもらいました。そう、これこそまさに私がしてみたかったことの一つ、いつかこうやってパンジャーブ州の郊外に訪れてみたかった…!

アムリトサルから車を1時間弱走らせたあたりでしょうか。メインロードから見える景色は畑のみ。そんな中にポツンと建っているお宅にお邪魔させていただきました。書ききれないくらい、いろんなものを見せてもらったり教えてもらったりしたのですが、特に印象に残ったことを下記に。

デーシー!トラクター

これー🚜🚜🚜 他の人からしたら理解されない&笑われるかもしれないですが、私の夢が一つ叶いました🥺 農作に使用するトラクターを、若者たちは電飾をつけてデコデコったり、でかいスピーカーを搭載したり、そんでガンガンパンジャービー音楽かけて走るんですよね!!!!!私的にはめちゃくちゃ心くすぐられカッコイイじゃんって感じで、もうアレに乗ってみたくて。今回乗せてもらいましたー!!!

■ ダール・ティンダー

お食事をいただいたのですが、これまたすごくおいしくて…🥰その中でも特においしかったのが、ダール。これが初めて食べるダールというでクリーミーなテイストなんです。これはなぁに?と聞いても「ダール。」しか答えが返ってこない。いやいやぁミルクかなんか使ってるでしょう??と聞いても「ダール。」しか返ってこない🤣しつこく何度も聞いたら「ダール・ティンダー」と教えてくれました!そのあと調べてみるとティンダーは、パンジャーブ地方でとれる野菜で、このダール・ティンダーはパンジャーブ地方の料理なんですね。インド原産のため、英語ではインディアン・ベイビー・パンプキンと呼ばれたりするのだとか。このダール・ティンダーはおいしかった~✨

■ パンジャービー語の気づき

今回もてなしてくれたのは、おばあさまと3人のお嫁さんだったのですが、皆さんパンジャービー語のみを話すとのことでした。私たちは拙いヒンディー語で話し、向こうはパンジャービー語で話す。おそらくお互い言っていることが10%くらいしか理解できてないんですが、相手が話す言葉にある知っている単語から想像して、会話のキャッチボールできてたのが、本当におもしろかったです。お互いの想像力が豊かすぎる🤣

またパンジャービー語を学んでいる私にとって良い気づきがありました。パンジャービー語はまだまだ話せるレベルではないのですが、岡口先生のニューエキスプレスにて、文法を一通り学びました。しかし私の中で少し疑問があり、このテキストに書かれている例文や言い回しを聞かないな、と思うことがあったのです。パンジャーブ出身の友人や、デリーで出会うパンジャーブ出身の方、また現在通っているグルドワーラーで教えてもらう内容などから、そのギャップを感じていました。

しかし、おばあさまの話す言葉は、まさにニューエキスプレスに書いてあったこと、そのままだったのです。(もちろん話している内容全て分かっていません。でも相槌の打ち方や、要所要所でそれを見つけることが出来ました。)おばあさまは70歳で、このアムリトサルの郊外周辺で育ったとのことです。つまりパンジャーブ州に住む方が話す、本来のパンジャービー語を知ることができたのです。パンジャーブ出身の友人の話す言葉や、また今グルドワーラーで教えてもらっている内容は、ヒンディー語の影響を受けて口語化したもの、なんだと思います。

このことは私にとって、何ごとにも代えがたい体験になりました。おばさあまはとても可愛らしい方で、楽しそうにラホールに旅行したことなどを話してくれました。私が「Oora, Aira, Eeree, Sassa, Hahha…」と言ったらめちゃくちゃ笑ってくれて嬉しかった!またまた学習意欲が高まりました!🥰

自分ひとりじゃ出来ない旅!

もちろんゴールデン・テンプルにもお参りしました

旅行先でガイドさんを頼んで、一緒に回るのってインドでは勇気がいりませんか?(いつまで経ってもインド人に対して疑心暗鬼なわたし)でも、こうやって本当に良質なツアーをされていたり、その場所のことを愛を持って知っている人にガイドしてもらえると、こんなにも素敵な旅になるのだなぁと本当に良い経験になりました。

今回は案内してくれた City On Pedalsのミシェルさんのおかげとしか言いようがありません。彼女はとても学習熱心でインドに対する知識があることが、すばらしいと思いましたし、正直インド人の方に教えてもらったりガイドしてもらうよりも、彼女だからこその(つまり外国人から見る)視点が良いのではと感じました。ぶっちゃけローカルの人でも、こんなところ知らなそう、、、ってところまで、色々知ってましたし、活版印刷所とかこれに萌えちゃう感覚って外国人ならではって感じがします。

本当に素敵な旅になりました✨アムリトサルへ行く際には、City On Pedalsのツアー本当にオススメです!ツアーの種類も半日〜目的に沿ったものがいろいろあります。ツーリストには見つけられない場所に行けたり、体験ができたり、いろんなアムリトサルの表情を見ることができるはずです😊

City On Pedals
アムリトサルのユニークなツアーいろいろ🚲✨
☎️: +91-78886-50183
📩: traveldesk@cityonpedals.com

 

あすゆき

最後までお読みいただき、ありがとうございました🧡

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