3泊4日で初めてのラクナウ旅行に行ってきました!
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ラクナウ

ラクナウは、北インドにあるウッタル・プラデーシュ州の州都です。ラクナウを知るに欠かせないのがアワドというこの地域。
ムガル帝国がインドにやってくると、統治する地域をどんどん広めていきます。広くなると隅々まで統治するというのが難しくなるというもの。そこで、全部の地域をしっかり見切れないから、その地域の管轄よろしくね!という、総督を各地方に置くことにします。1722年、アワド地方を任された総督は、ペルシア人のシーア派ムスリムのサアーダト・ハーン。当初はラクナウは中心ではなく、隣のファイザーバードが中心でした。
その後ムガル帝国が弱体化すると、各地方の総督は自身の力を強めていきました。アワド総督も次第にムガル帝国から自立し、アワド太守(ナワーブ)として実質的に統治するようになりました。1775年にはアワド王国の首都をラクナウに移し、アワド王国の中心として繁栄を極めました。
アワドのナワーブたちは、様々な文化を評価し推奨したことから、ムガル帝国やほかの地域が弱体すると多くの芸術家や職人たちが集まったようです。そこでアワド(ラクナウ)では様々な文化が発展し、今も多くの文化が残っているといわれています。
チカンカリ刺繡お買い物
そんなラクナウに多く残る職人技のひとつが、伝統的な刺繍であるチカンカリ刺繡。ラクナウに行って絶対買ってみたかったんだ♩
元々布に刺繍をするという習慣はこのあたりにあったと言われていますが、広く知られている起源説は、ムガル帝国第4代皇帝ジャハーンギールの王妃でペルシア人のヌール・ジャハーンの影響によって、インドで発展したというもの。彼女自身が優れた刺繍職人だったようです。前述のとおりムガル帝国が衰退すると、庇護や仕事を求め、刺繍職人がアワドに集まり、19世紀後半にここで独自の発展を遂げた刺繍文化がチカンカリ刺繍。意外と最近なんですね。
チカンカリ刺繡は、元々は白いコットンやモスリンに白い糸で刺繍をするというのが伝統で、32種類の刺繍技法を組み合わせてデザインされています。現在はいろんな色の布や糸の組み合わせも見られます。
このチカンカリ刺繡のお洋服をどこで買ったらいいのか、とググるとだいたい3ヵ所出てきます。それがChowk、Aminabad Marketと、Hazratganjです。
Chowk

Chowkは、オールドラクナウにある、デリーでいうまさにチャンドニー・チョウクみたいな感じ。細い路地にお店が連なっています。このあたりは、たしかにチカンカリ刺繡のお店がいっぱい。店の外にいっぱい洋服が並んでいて、質はそんなによくないけどお手軽なチカンカリ刺繡がデリーのだいたい半額で買えるという感じ。しっかりしたチカンカリ刺繡を見たい場合は、お店の中に入って見せてもらう必要があります。
Aminabad Market

Aminabad Marketは地元のローカルマーケットで、このあたり一帯にお洋服屋さんが並んでいます。が、地元の人がスーツとかサリーを買いに来るマーケットで、特段チカンカリ刺繡のお店が多いのかと言われるとそうではなく。言ったら引っ張り出して見せてくれる感じ。外に並んでるチカンカリ刺繡だよ~とか言ってるやつは、絶対機械刺繍だったし。チカンカリ刺繡を求めてるならここは見なくてもいいなーと思います。
Hazratganj(Janpath Market)

Hazratganjは、デリーのCPみたいなメイン通りで、その通りにも大きいチカンカリ刺繡のお店がいくつかあるのですが、近接しているJanpath Marketに、ずらーっとチカンカリ刺繡のお店が並んでいます!店構えもどこもきれいで、ここで選ぶのが一番よさそうだと思いましたー!だけどね、お店ありすぎて選ぶの大変で。笑

Google Mapで口コミ数がすごく多くてよさげだった、Amar Palace Chikanというお店に決めて買いました✨ ほしいもののイメージを伝えて、いろいろと見せてもらいます。やはり布の質とか、刺繍の質、量とかで値段が変わってきます。安いセットは3000ルピーくらいだったかな。せっかくだしってことで刺繍いっぱいの6000ルピーくらいのスーツに決定。ラクナウ滞在中に着たかったので、仕立ても一緒にお願いしたら仕立て料は2000ルピーくらい、高い😭 テイラー探す時間もないのでそのままお願いしました。
口コミみると値切り上手な人はここおすすめ!みたいに書いてあったので、バシバシ値切ったほうがいいかも。笑

ラクナウのおいしいもの
ラクナウならではの、おいしいものもいっぱい食べました♩
ラクナウ・ビリヤニ

ラクナウに来たら絶対食べたかったラクナウ・ビリヤニ(別名アワディー・ビリヤニ)!ハイデラバード・ビリヤニ、コルカタ・ビリヤニと、このラクナウ・ビリヤニが三大ビリヤニとして知られています。ラクナウ・ビリヤニはパッキー式と呼ばれる調理方法で、お肉の調理を先に行ってからお米と炊き込むんだとか。
お店は、アワディー料理系レストランDastarkhwanに行ってみました!チキン・ビリヤニをオーダー。お肉ほろほろ~でおいしかったのだけど、想像以上に辛かったです😢
間隔はあいたけど、これで三大ビリヤニを各現地で食べた!私はコルカタ・ビリヤニが一番好きかな~。

Dastarkhwan
📍Novelty Cinema Building, Lalbagh, Lucknow, Uttar Pradesh 226001
ガラウティー・カバブ

アワディー料理のガラウティー・カバブは、Tunday Kababiで。【 गलौटी galauti 】は、「柔らかい」という意味で、ハンバーグみたいな見た目で、とろけるような柔らかさのカバブ。アワド太守のナワーブで歯のない人がいたとか?そのナワーブも食べれるような料理を開発したとか?このカバブが生まれた逸話があるらしいです。
マトンのガラウティー・カバブをオーダー。メニューには4Pからしか書いてないのですが、一人なので2Pにしてーというリクエストもできました。薄いルマーリー・ローティーと一緒に食べるとおいしい。ビリヤニも一緒に頼んだのですが、こちらのお店のビリヤニは辛さもマイルドでおいしくいただきました♩
Tunday Kababi
📍168/6, Old Nazirabad Road, Khayali Ganj, Aminabad, Lucknow, Uttar Pradesh 226018
シャヒー・トゥクラー

デリーじゃ見かけたことない気がする、こちらもアワディー料理のデザート、シャヒー・トゥクラー。Dastarkhwanのシャヒー・トゥクラーが有名らしくそこで食べました。パンを揚げて、サフラン、ナッツなどとラブリーをかけたという、インドのフレンチトーストみたい。ひとりで食べきるのは結構きついくらい濃厚で甘々でした。
梅干し?プチトマト?にも見える真ん中に乗ってる赤いものは、チェリーでした🍒
スナハレー・ベイガン

直訳すると「金色のナス」。上の写真では真ん中の下にある料理。ラクナウの女性たちが働いており、家庭料理を提供しているレストランNaimat Khanaで、出会ったラクナウ家庭料理。今回のラクナウ旅行の中で、ダントツおいしかったです!揚げたナスのシチューみたいな感じ。また食べたい!
インドであれこれおいしいーって言われるものを食べて、いろんなレストラン行っても、やはり家庭料理には何もかなわないような気がする。
Naimat Khana
📍130, J.C.Bose Marg, Kaiserbagh Officer’s Colony, Lucknow, Uttar Pradesh 226018
チャイ

ラクナウの有名なチャイショップSharma Ji Ki Chaiで、クルハル・チャイとバン・マッカンをオーダー。濃厚でめちゃくちゃおいしいチャイでした。それにしても汗をかく暑い夏でもみんなチャイを頼んでる。インド人って本当に熱々チャイが大好きなんだな~。
Sharma Ji Ki Chai
📍34, Trilokinath Marg, Lalbagh, Lucknow, Uttar Pradesh 226001
オールド・ラクナウ

ラクナウの旧市街地オールド・ラクナウは、前述のバザールChowkのエリアや、そこから北のHusainabadというエリア一帯のこと。Husainabadにアワド王国の様々な建築物があるので見てきましたー。
ラクナウに着いて感じたのが、街中に立派な建物がいっぱいあること。州政府系の建物だったり、街中のモスクもずいぶん立派なの。オールド・ラクナウにある建築物たちもそれぞれが大きく、とても立派な建物ばかり!デリーやアグラや今まで見てきたムガル帝国(イスラム教)の建物とはちょっと印象が違う?比較的新しいというのもあるかもしれないけど、造りが細やかな感じがします。
Bara Imambara(大きいイマームバーラー)と、Chota Imambara(小さいイマームバラー)という建物があり、これはシーア派イスラム教徒の集会施設なんだそう。イマームバーラーなんて建物、デリーとか他の場所で見たことないなと思ったら、アワド太守はシーア派で、ムガル帝国やインドの他の多くの地域はスンナ派。なるほどー。(ベンガル地方とかシーア派コミュニティがある場所にはあったりするみたい)
今もシーア派は少数派だけど、インドではこんな一大王国をつくりあげてたんですね。


アワドの紋章🐟

アワド王国の建築物にあるのが二匹の魚🐟 これが公式の紋章なんだって!かわいい!
初代アワド太守のサアーダト・ハーンが船で川を移動してると、2匹の魚が川から跳ね上がって、彼の膝の上に着地したんだそう。これを縁起のよい出来事、幸運のしるしと受け取って2匹の魚を紋章として取り入れたという逸話があるんだそうです。


今回の旅のマグネット

今年から始めたマグネット集め!今回のラクナウ旅では、2つもゲット。左は、クラフトショップSanatkadaで見つけた地元のイラストレーターさんのマグネット。ヒンディー語で「मछली लखनऊ की रानी है 魚はラクナウの女王様」って書いてあります。有名な童謡の「मछली जल की रानी है 魚は池の女王様」というフレーズをもじったもの。イラストもかわいくて気に入ってます♡
右は、バラー・イマームバーラーを見に行ったら、敷地内にあるお土産屋さんで見つけたもの。まだお店開いてないのに、お店のおじさんがフリッジマグネットあるよ!って声をかけてきてくれたので、立ち寄っちゃったよ。INDIAって書いてある枠の中に、シールが貼ってあるだけなんだけどね。
Sanatkada

伝統工芸文化の保存活動を行っているSanatkadaのクラフトショップ、かわいいものたくさんでおすすめです!小物やアクセサリーだけでなく、チカンカリ刺繡のお洋服もたくさんありました。職人さんがしっかりと対価を受け取れるよう、また農村部の女性がしっかりと働けるようにサポートしているんだそうです。マグネット探してるのと言ったら、いろいろ見せてくれました。↓

Sanatkada
📍130, J.C.Bose Marg, Kaiserbagh Officer’s Colony, Lucknow, Uttar Pradesh 226018
おわり
1日はマグハルに行ったけど、3泊4日のラクナウ旅楽しかったなー。州都ということもあり、みんな忙しそうで、観光客にそんな構う感じじゃないのも旅行しやすかったです。Uberでリクシャーも呼べるので、これも快適ポイント。見れなかった建物もあったので、また行きたいなーと思う街でした!
