【ロケ地巡り】インド映画「Badtinath Ki Dulhania」【コーター＆ジャーンシー】

おはこんばんちは🙂 あすゆき（＠asliyuuki）です。

私の大好きな映画の一本「Badrinath Ki Dulhania（邦題：バドリナートの花嫁）」のロケ地巡りをまとめました。

インド映画「Badrinath Ki Dulhania」

Badrinath Ki Dulhania の舞台 コーター

アーリヤー・バット演じるヴァイデヒが住んでいるのは、ラージャスターン州コーターです。コーターは人口約140万人のラージャスターン州で三番目に大きな都市です。劇中でヴァイデヒが「コーターはIITで有名。IITは何の略か答えられる？」とバドリに質問するセリフがありますが、コーターは優れた教育機関が多いことでも有名です。

デリーからは列車で約5時間、車で約10時間で到着します。

Badrinath Ki Dulhania の舞台 ジャーンシー

ヴァルン・ダワン演じるバドリナートが住んでいるのは、ウッタル・プラデーシュ州ジャーンシーです。ジャーンシーは人口約50万人の都市です。劇中でバドリが「このジャーンシーという街は一人の女王が有名にしたんだ、王様じゃない。」というセリフがあります。ジャーンシーはイギリスによる植民地支配に対して、女性指導者マニカルニカが立ち上がりこの街を守るために戦ったことで有名です。

デリーからは列車で約5時間、車で約8時間で到着します。

Badrinath Ki Dulhania のロケ地

1. 映画オープニング コーターのシンボル

映画のオープニングで登場するのはコーターのシンボル的な【Ghatothkach Circle ガトートカチャ・サークル】です。マハーバーラタのワンシーンを再現したスタチューです。

2. ヴァイデヒがバドリを呼び出した公園

ヴァイデヒがバドリを呼び出した公園は【Seven Wonders Park セブン・ワンダーズ・パーク】です。7つの世界遺産のモニュメントがあります。劇中ではタージマハル近くのベンチが使われました。映画に出てくるカットのアングルにするとこんな感じでしょうか。

ヴァルンと同じ立ち位置に！！幸せハッピーハッピー🥰🥰🥰

3. ヴァイデヒのお姉ちゃんが初デートした場所

ヴァイデヒのお姉ちゃんがお見合い相手と初デートした場所は【Kshar Bagh クシャール・バーグ】です。また劇中歌Humsafarの中でも、バドリとヴァイデヒがここでデートしています。以前は中へ入れたそうですが、残念ながら現在は入ることが出来ません。クシャール・バーグの横に公園があり、そこから覗くことができます。

4. バドリとヴァイデヒが夜に話した場所

バドリとヴァイデヒがお姉ちゃんにピッタリの人がいないかという話をした船着場は【KST Boat Ramp ケーエスティー・ボート・ランプ】です。コーターの中心地にある人工湖キショーレ・サーガルの船着場です。劇中では、対岸にあるセブン・ワンダーズ・パークのライトアップによる美しい夜景シーンになっています。

5. バドリが単利と複利の計算式を答えた場所

「バドリが単利と複利の計算式を答えた場所」ってなんやねん！って感じですが、この映画のアイコニックなセリフ＆シーンは、キショーレ・サーガルの中心にあるヒンドゥー教寺院【Jag Mandir ジャグ・マンディル】で撮影されました。上の写真は、セブン・ワンダーズ・パークにある桟橋で、その先に小さいですがジャグ・マンディルが見えるかと思います。コロナ禍以前はこの桟橋から定期便が出ており、ジャグ・マンディルに訪れることが出来たそうですが、現在は中止されているとのことでした。

6. バドリがバスに飛び乗った道

バドリがヴァイデヒの乗っているバスに飛び乗った道は、JDBカレッジの前の道【NH52 国道52号】です。劇中のヴァイデヒが通っている学校のシーンは、このJDBカレッジで撮影されたようです。

7. バドリがお金を取り立てた場所

映画の冒頭のシーンでバドリがお金を取り立てた場所は【Jhansi Fort ジャーンシー・フォート】です。また劇中歌Humsafarの中でも、バドリとヴァイデヒの両家顔合わせのあとにみんなでフォートを歩いているシーンが登場します。

8. 劇中歌 Humsafar に出てくるダム

劇中歌Humsafarで出てくるダムは【Sukma Dukma Dam スクマ・ドゥクマ・ダム】です。ジャーンシー中心地から車で約40分南下した、ウッタル・プラデーシュ州とマディヤ・プラデーシュ州の州境にあります。劇中では実は数十秒しか登場していませんが、とても印象的なシーンです。

まとめ＆マップ

映画「Badrinath Ki Dulhania」のインドのシーンは、コーターとジャーンシーが舞台でした。

https://twitter.com/asliyuuki/status/1497536477709754368

コーターとジャーンシーの間は、陸移動しかありません。今回私はコーターからジャーンシーへバス移動したのですが渋滞なども含め約6時間かかり、その感想は「遠いっ！！！時間かかりすぎっ！！！」でした。劇中では一応「4時間かかる」というセリフがありそのことを伝えていますが、実際に自分がそのルートを辿り体感すると、いかに遠いのかを実感し、またバドリがヴァイデヒのためにコーターへ通っていたことを考えると愛じゃないか！！と思いました。笑

しかしバドリが時間をかけてそういったことができるのは、暇を持て余している典型的なインドの田舎の若者であるということもわかります。

また今回、二都市を訪れてみてコーターとジャーンシーを比べてみると、コーターの方が街全体的が綺麗で、都市化が進んでいるようでした。女の子の学生が、制服のままカフェでお茶しているというのも見ました。ジャーンシーの方がもう少し田舎で保守的であるように感じられました。このことがわかると、さらにこの「Badrinath Ki Dulhania」のストーリー、人物設定に納得がいきます。

やはり実際に足を運ぶことで、画面から伝わって来ることや調べた知識だけでは分からないことを体感することができ、やはり訪れてよかったと心から思いました。

ロケ地マップ

各ロケ地をマップにまとめています。マップ上では、近くの目印となるお店だったり、通り名を選択していることから実際のロケーションと少しずれている場合があります。ストリートビューなどで確かめてみてくださいね。