こんにちは。あすゆき(@asliyuuki)です。
私の大好きな映画の一本「Georgy Girl ジョージー・ガール」のロケ地巡りをまとめました。
*ロケ地巡りをしたのは2013年です。ここにある写真は2013年に訪れた時のものになります。
Table of Contents
イギリス映画「Georgy Girl」
「Georgy Girl ジョージー・ガール」は1966年に公開されたイギリス映画です。
マーガレット・フォスターの同名小説をもとに、のっぽでちょっぴりダサいけど心の優しい女の子が自分が大切にしたいものを見つけるまでを描いた作品です。スウィンギング・ロンドンのカルチャーを背景に、当時の若者の生活が描かれています。
Georgy Girl の舞台 ロンドン
物語の舞台となるのは、イギリス・ロンドン。
イギリスの60年代は、第二次世界大戦後のベビーブームの影響で若者の人口が増加しました。1960年(特に1965年〜67年頃)には、ファッション、音楽、映画、インテリアなどを中心にした若者文化【スウィンギング・ロンドン】が生まれ、その勢いのあるカルチャーは世界的な注目を集めました。
「Georgy Girl ジョージー・ガール」は、そんな活気に溢れているロンドンを舞台に物語が進みます。
Georgy Girl のロケ地
1. ジョージーとメレディスのフラット
ジョージーとメレディスが住むフラットは、リトル・ヴェニスと呼ばれる運河が流れる一帯にあります。【Maida Ave メイダ・アヴェニュー】沿い。裏の小道は【Callard Close カラード・クローズ】です。まったく変わらずにそこにあるので、テンションあがっちゃいます。訪問当時は空き家のようでした。
DVDのジャケットにもなっている結婚式帰りのシーンは、まさにここ。(カラード・クローズ側から)
ジョージーとメレディスのフラット
Maida Avenue, London, England, UK
Callard Close, London, England, UK
2. ジョージーとメレディスが歩いていた道
ふたりで仲良く歩いていたこの道は、フラットの目の前の運河の対岸沿いの道です。(の が多い!)
Blomfield Road, London, England, UK
3. オープニング:美容室
オープニングでジョージーが入った美容室は、ショッピング・ストリートとして有名な【Kensington High Street ケンジントン・ハイ・ストリート】です。当時のお店は何一つ残っていないので面影があんまりない。
オープニング:美容室
Kensington High Street, London, England, UK
4. オープニング:地下のトイレ
ジョージーが駆け込んだ地下にあるトイレの場所は、ヴィクトリア&アルバート博物館前の大きな通りです。今は埋め立てられているので、ここも面影はなし。道路の向こう側の建物が目印です。
Thurloe Place, London, England, UK
5. メレディスのデート
メレディスが男性とのデートで車で駆け抜けていく場所は、レスター・スクエアです。昔はここも車が走っていたみたい。
メレディスのデート
Leicester Square
6. ジョスが降りた駅
ジョスが結婚式の日、教会へ来るために降りたのはベルサイズ・パーク駅。映画の中では、駅の目の前が教会というふうに撮影されていますが、実際には教会はありません。
Belsize Park Station
7. ジョスが服を脱ぎながら歩いた地下道
ジョスが服を脱ぎながら歩いた地下道は、マーブルアーチ駅の地下道です。
Marble Arch Station
8. ジョージーとジョスがキスをした噴水
これもマーブルアーチ駅の近くにある噴水。ここにある地下道の入口は、現在立ち入り禁止になっていました。ジョスが服を脱ぎながら、この階段を上がって来ます。
Marble Arch Fountains
9. ジョージーとジョスの船のデート
ふたりが船でテムズ川をクルーズするシーン。ビッグ・ベンやタワーブリッジなどが背景に映ります。同じルートのクルーズ船に乗ってみました♪
ジョージーとジョスの船のデート
Tower Bridge, River Thames
Georgy Girl を観る
「Georgy Girl」は、邦題「ジョージー・ガール」として日本でも劇場公開されました。
DVD
日本語字幕付きDVDは発売されたことはありません。日本語字幕付きVHSは発売されているので、オークションサイトなどで運が良ければ手にすることができると思います。
また製作国のイギリスではDVD流通していますので、字幕なしでも良いという方はイギリスから取り寄せるのもおすすめです。
動画配信サービス
Amazonプライムにて日本語字幕付きで配信されています。
まとめ&マップ
「Georgy Girl ジョージー・ガール」は、高級住宅街も近いウェスト・ロンドンを中心に撮影されていたようです。少しお金があって、遊びたい盛りの若者が住むにはぴったりの場所。
十数年経った今も多くの建物が変わらずに残っていることに感動しました。イギリスをはじめとしたヨーロッパの国々は、地震が無いので建て替えの必要もなく、必要な時には修繕をして何世代にも渡って大切にお家に住むのだそうです。素敵。
リトル・ヴェニスの辺りは運河が流れていて、オシャレなカフェなども多く、ゆったりした空気が流れてました。船の上で生活してる人もいるんだとか。オシャレであんなとこ住んでみたいなぁと思いました。やっぱり、ロンドナーって憧れるぅ。
40年代〜60年代のイギリス映画やカルチャーの流れについての記事です。もし良ければこちらもどうぞ!
ロケ地マップ
各ロケ地をマップにまとめています。マップ上では、近くの目印となるお店だったり、通り名を選択していることから実際のロケーションと少しずれている場合があります。ストリートビューなどで確かめてみてくださいね。
あすゆき
最後までお読みいただき、ありがとうございました🧡
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