こんにちは。あすゆき(@asliyuuki)です。
今日は、私が働いているインドの日系情報誌【月刊Chalo】で初めての特集記事を担当しましたのでご報告です。初めての特集で、このようなお仕事が出来てとっても嬉しいです!
月刊Chaloとは
2011年1月にインドで創刊された日本人向け情報フリーペーパー。創刊当初は、デリーやグルガオンなどの日本人が多く住む北インドエリアのみでしたが、2013年4月にはバンガロール・チェンナイをメインとした南インド版も創刊。
毎月月末に発刊される月刊誌で、現在は、北インド版は5,000部、南インド版2,000部の発行部数です。
● 北インド版配布エリア→デリー、グルガオン、ノイダ、ニムラナ
● 南インド版配布エリア→バンガロール、チェンナイ
インドで生活をされる日本人向けに、安心して使える日系クリニックや、日本食レストラン、不動産、語学学校などの生活に関わるものから、コラムやマンガ連載、インドビジネス情報までその内容は多岐に渡ります。
また毎月巻頭には数ページにわたる月刊Chaloオリジナルの特集が組まれています。現地のショッピングエリア紹介やレストラン紹介、またインド国内各地の都市特集、インド文化についてなどバラエティ豊かで現地に根ざした特集が特徴です。
2020年9月号特集「インドの言葉を知ろう!」
こちらの月刊Chalo最新号 2020年9月号「インドの言葉を知ろう!」特集記事を担当しました。
インドでは多くの言語があること、また後半は公用語であるヒンディー語について書いています。ヒンディー語を知らない方へ向けて書いたので、ヒンディー語を学習されている方には既知の情報が多いかもしれません。
ちょっと詰め込みすぎた感がありますが、記事の中に下記のようなトピックを盛り込みました。
・インドにあるたくさんの公用語
・公用語ヒンディー語の歴史
・インドの言葉が語源の日本語
・日本語が語源のインドの言葉
・サンスクリット語の影響を受けた日本語
・デーヴァナーガリー文字を書いてみよう
・かんたんヒンディー語会話集
オンライン公開していますので、日本にいらっしゃる方もご覧いただけます。興味がある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです!
感想:はじめての特集記事を担当して
私はこのコロナ禍でインド行きがなくなり、月刊Chaloの会社に拾ってもらい、今は日本で働いています。お仕事は多岐に渡りますが、初めての特集記事執筆。自分の知っている事、またこの記事を書くために図書館に通い、改めてヒンディー語という言語を捉え直しながら書きました。
記事を書く中で、この情報は読者さんが求めているものだろうか、読者さんへ伝わるのだろうか、独りよがりになっていないだろうか、などとても不安になりました。自分が好きなようにブログで記事を書くのとは、やはり責任や重さが違いました。なんとか書き上げることができてホッとしています。この記事を読んでこんなこと知らなかったな、おもしろいなと思ってくれる方がいらっしゃったら嬉しいです。
あともう一つシェアです。今回の記事を書くにあたり、このオンライン辞書にとてもお世話になりました。
アングロインディアン(イギリスとインドの混血)の用語集なのですが、ヒンディー語だけでなく、インドの言葉がどのように英語に取り入れられたり、変化したのか、英語文献にいつ登場したのかなどが調べられます。
ヒンディー語だけでなく、他のインド言語を学んでいる方にも役立つかなと思います。私もこの記事を書くことを通して、新たな発見や学びがたくさんありました!また次の特集を書くのが今から楽しみです。わくわく!